1960年代から1980年代にかけて書籍の黄金時代でした。 特に、新書と呼ばれる縦長の書籍を皆が持ち、読まれている時代でした。 スマホだけでなく、ウォークマンすらない時代でした。
インターネットが無いので、エロ情報もこうした新書から得た時代です。 その中で有名な書籍を紹介します。
※在庫情報は、記事記載時点(2024/12/01)です。
HOW TO SEX 性についての方法(著・奈良林祥/ベストセラーズ出版)
セックスについての基礎知識や豆知識が紹介されていた。 しかも、全裸女性のモデルが様々な体位でポージングしたヌード写真集でもあった。 男性器の悩みを解決した指南書でもあり、200万部の大ベストセラーとなった。 池玲子がモデルとなっている写真もあり、貴重です。
ORAL SEX(著・松窪耕平/駿河台書房)
1972年の口唇によるペッティングを説いた書籍。
オーラルセックス入門(著・ガーション・レグマン/イケダ3Lブックス)
海外でもフェラチオやクンニリングスについての書籍が販売されているようです。
カルフォルニアSEX入門(著・アルバート・フリード/ベストセラーズ出版)
内容は全く不明。奈良林祥が翻訳しているようです。
恋びとたちシリーズ(サラブックス)
ヌード撮影のハウツー本として発売。 当時は、ビニ本とよばれる裏本全盛期であったが、そうした専門書店がない地域で大ヒット。 7弾まで、シリーズ化された。
女子大生の小暮祐子や小川恵子がモデルとなった。 ライターは北村四郎が編集した。
アクションカメラ術(著・馬場憲治/ワニブックス)
馬場憲治は石川さゆりの元夫である。 パンチラ写真や盗撮写真を撮影するテクニックを指南した犯罪幇助本であった。 今は、手軽なカメラとなったスマホが普及しているため、駅や電車で学生からサラリーマンまでが日常的に盗撮を行っているが、まだ、昭和の時代にこうした犯罪を紹介していたという先見性には驚かされる。
彼女の撮り方(著・阿部秀之/ゴマブックス)
セフレや彼女のポルノ写真を撮るための方法論のようです。 スマホ時代の前からリベンジポルノはあったとわかりますね。 今は自動的に調整されるのでカメラの手法より、心理的なテクニックは参考にする人もいそうです。
- 指先などは全て写真におさめるか、関節以外の部分で切れば自然な写真になります。
- 抵抗がある場合、はじめからヌードを狙わずに薄着等でセミヌードから撮影して、徐々に脱がせるとよいです。
- 自然な感じでヘアを隠すには、手をさりげなくヘアの前に置かせ、何枚か写真を撮る中で徐々に毛を映す。
- 座っている場合はお腹にシワが寄らないように背筋を伸ばさせることで、スタイルがよく、彼女も喜びます。
激撮ビデオ術 宇宙企画編(著・阿部秀之/ゴマブックス)
AVの撮影テクニックをまとめた本。 FC2などの個人撮影が全盛期なので、知りたい人おおそうですね。
盗撮混浴温泉の旅(著・大森堅司/ワニブックス)
ヘアヌードすら犯罪だった時代に温泉の先にちらっと映る黒い影。 新書の名を借りた、脱法本として有名であったそうです。
混浴の秘湯(著・加藤賢三/双葉社)
詳細は不明ですが、今で言うワニ族とよばれる覗きのために混浴を巡る集団の情報網であったのでしょうか。
隣のお姉さん100人(サラブックス)
FC2やファティアの先取りのような仕組みが画期的の書籍。 全国の素人女性100人のヌード写真や下着写真を集めて一冊にまとめ、そして、登場した女性の人気投票を行いました。 更にはファンレターを転送したりして、素人を応援するようなシステムを作ったようです。
1位になった八神康子はAVデビューし、エロ本からアダルトビデオ移行期を支えたAV女優のようです。 その後は、ストリッパーになったりしますが、芸能界デビューも果たし、あぶない刑事といったドラマやバラエティ番組に出演することもあったようです。 2024年にはFANZAにて、AIリマスター版が発売されているようです。 (1982年当時のファンはすでに還暦?)
PrimeVideoでも「八神康子 ラストONANIE」が追加料金で見れるようです。
ビバ!ビニ★ギャルズ(著・川又ルチオ/立風書房)
女優―脱いでよかった!(著・川島のぶ子/双葉社)
女優―私も脱がされた(著・村井実/ワニブックス)
上記3冊は、ヌード女優のインタビューとヌード写真がセットになった本のようです。 今では、AV女優がバラエティ番組でたり、Youtubeなどで話を聞く機会がありますが、 当時は日陰者だったので、こういった本は貴重なのかもしれませんね。
おんなの狂わせ方(著・加茂和夫/サラブレッドブックス)
媚薬を紹介していると話題だったようです。 今で言うレイプドラッグのようなものでしょうか。