レイプ作品が原因で引退してしまったAV女優
日本のアダルトビデオは視聴者に多くの興奮を提供していますが、その制作過程でいくつかの問題点が浮き彫りになっています。特に、2013年に突如勃発した藤原ひとみ事変以前は、問題がある作品が多々あり、それが原因で引退してしまったと思われる女優も多数存在します。 さらに、AV新法が原因で引退後5年経過し、作品がすべて消えてしまうという悲劇も起こっています。 この記事では、アダルト作品制作における具体的な問題点と、その原因について考察します。
実例
- 矢野沙紀
この記事のきっかけとなった矢野沙紀。今でこそ、矢野沙紀レベルの美貌を持つセクシー女優が沢山いますが、2010年前後ではまだまだ数が少なかったです。
美人ですが、SEXはマグロです。業界内の評判も悪いと2ちゃんねるで書かれているのもよく目にしました。
それが理由かわかりませんが、引退作品のテーマはレイプ。「電撃引退!マグロ女×レイプ陵辱(MXGS-385)」
演技はしないので、平気で痛いを連呼。AVのレイプ演技では嫌がるが、痛がるのはあまり良くないとされています。
チャプター4までは棒読み演技。ラストのシーンで、雰囲気がガラッと変わります。
レイパーに縛られて、おもちゃ攻めと思いきや、開始から号泣。
男優が言葉責めするも、涙を流して俯く。そして、「腕が痺れて、痛い」の声。
監督が続行を指示し、男優が演技を続けるも、完全無視。
男優をシカトして、縄を解くように迫ります。
カットがかかり、マネージャーと話すシーンで終了となんとも後味が悪いエンディング。
その後、新作情報もまったくなく、AV新法が話題になる前に、なぜかAV発禁。
どこかのシーンで本気レイプがあって、ブチギレしてしまったのかもしれないですね。
現在では、本作以外にも矢野沙紀のAVを見ることはできません。
- 寺崎いずみ
1990年代の作品です。アリスJAPANの人気シリーズ「レイプ狂い」に出演後、引退。
レイプシーンに本気で嫌がっているのではないかと思うほど激しく拒絶。
ラストは顔射されたあとは、監督に笑顔で対応していますが、エンドロールで引退報告。
レイプ狂いを始め、90年代の作品はむちゃくちゃしていると思うシーンがよくありました。
- 樹まり子
アリスJAPANの人気AV女優の一人「樹まり子」。平成初期のセルAV人気を支えた一人です。
当時のアリスJAPANは全裸監督の世界観です。女優を下に見て、過激なことをやって話題を生み出す。
売上第一、AV監督も名をあげるためにとにかくハードなことを求めていた時代です。
AV女優も現在と違い市民権を得ておらず、日陰の存在のため、打ち合わせと違うことがあっても何も言えませんでした。
「獣道一直線」では、樹まり子がNG項目であったアナルFuckを無断でされそうになり、ブチギレ。
撮影中断もカメラを止めず、泣き続ける樹まり子に対して、監督が「あと少しだから続けろよ」「タバコ吸えば落ち着くか?」「すでにやってるから一緒だろ」などデリカシーのない言葉を投げかけます。
昔のAV業界の裏側が見れる、貴重な作品ですが、この時代に大きな問題が起きて、業界が潰されなかったのは幸運かもしれないですね。
- 要ましろ
引退作というか、デビュー限り一本のみ出演の要ましろ。
SOD専属女優と思いきや1作品だけなので、ワケアリなセクシー女優です。
レイプはNGと面接で強調するも、レイプ。ここまでは予定調和かなと思います。
ただ、場所がSODのオフィスなので、普通に働いている人がいるなかで輪姦されます。
初めて人前でSEXするのに、レイプでしかも大勢のなか。
本音のような「助けて」の声を無視する、SOD社員たち。
もちろん、打ち合わせ通りだと思いますが、デビュー作の緊張の中なので、トラウマでそのまま引退してしまったのかもしれないですね。
- 果梨
「果梨を引退に追い込んだレイプ」という如何にものタイトル。
まあ、打ち合わせ通りだと思いますが、元タレント、元S1専属が、
3流メーカーのレイプ作品で引退してしまったので、少しショックですね。
- 天海つばさ
引退はしていないのですが、AV業界の闇っぽい作品で、面白いので紹介します。
アイポケを中心にAV監督を務める紋℃が会社から切られる設定で話が進みます。
契約を切られた腹いせに女優に凌辱を仕掛けるというのが、いかにも有りそうで、ドキュメンタリー風AV作品としての出来が良いです。
実際に、1990年代は、女優がムカつくから普通のSEXではなく、無理やりに、複数で、NGプレイもみたいなことがあったんでしょうね。
だからこそ、リアリティのある作品になっています。
- バクシーシ山下監督とポンプ宇野
2000年代前半のレイプ作品によくある組み合わせです。
バクシーシ山下監督がポンプ宇野を煽って、女優に暴力を振るってSEXする作品が多いです。
当然、単体女優は少なく、無名もしくは企画単体女優が数名出ている作品です。
2010年に入り作品が消えたところを見ると、自主規制があったのでしょうか。
問題点
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出演者の怪我: AVでは過激なプレイが求められることが多く、これによって出演者が怪我をするリスクが存在します。物理的な負荷が高い前戯やSMプレイがその一例です。
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打ち合わせにないテーマ: 制作の過程で、出演者に事前に知らされていないSEXや企画が突然振られることがあります。これにより、出演者が不快な思いをしたり、予期しない反応を引き起こしたりすることがあります。
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過剰な演出: 作品を盛り上げるために過剰な演出や捏造が行われることがあり、これが発覚すると視聴者からの信頼を失う原因となります。
問題の原因
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売上至上主義: 作品の売上を高めるために、過激な演出や驚きのある企画が優先され、安全や倫理が二の次になることがあります。
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リアリティの追求: 視聴者に「本物レイプ」や「リアルなSEX」を提供しようとするあまり、出演者に対して過剰なプレッシャーをかけたり、事前の打ち合わせを曖昧にしてサプライズ要素を強調したりすることがあります。
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ガチンコへのこだわり: 「ガチンコ」つまり真剣勝負や本気の姿を見せることにこだわるあまり、出演者やスタッフがリスクを冒すことがあります。
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制作環境の問題: 一般的にAV1本の制作では、タイトなスケジュールや予算の制約があり、十分な準備や打ち合わせが行えないことがあります。また、リハーサルはなく一発本番であることが多いです。
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競争の激化: 多くのAV制作会社や監督が視聴者の関心を引くために競争しており、その結果、過激な演出や内容がエスカレートすることがあります。
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倫理観の欠如: アダルト作品の制作において、スタッフや監督、さらにはセクシー女優の事務所に倫理的な配慮が不足していることがおおく、出演者の肉体的負担、心理的負担を軽視する傾向があります。
レイプ作品の現在
完全にレイプがなくなったわけではなく、ドラマAV、特にNTRとして生き残っています。
なので、AV女優だから無理くり抑え込まれるという作品はなくなり、若妻だから、女教師だからレイプという設定あり気になっています。
リアリティを追求するような作品はなくなってしまいました。
なので、リアリティなレイプを見るには、FANZAの月額動画で古い過去作品を見ることをおすすめします。
特に、アリスJAPANは古い作品が多いため、おすすめです。